「仕事のために生きたくない」という悩みを抱えたことはありませんか?
- 仕事のために生きてる状態とは?
- つまらない仕事ばかりの毎日から抜け出したい?
- 仕事を辞めたら生きていけない?
- 生きるために働くという価値観に切り替える
このような内容を、ブログ記事にまとめました。
結論から言うと、仕事のために生きたくないという悩みは当然。多くの日本人は「異常な働き方」=「異常な生き方」をしていることに気付くべきです。
「生きるために働く」「お金を稼ぐために働く」という考え方が、欧米では主流です。
(特にヨーロッパの人々は割り切ってる)
定年退職したときに、もしくは死ぬときに「仕事ばかりの人生だったなあ」と後悔しないためにも自分の時間を取り戻しましょう。
今回のブログ記事では、新卒で財閥系大企業に入りながら退職し、フリーランスとして生きている筆者が真面目に考えを述べてみます。
★合わせて参考にしてみてください↓
▶【マジメ病】人生は適当に生きるべき!仕事フリーターでもいいじゃない
▶【革命】会社で働きたくないなら在宅ワークすれば?自宅でできる仕事
仕事のために生きてる日本人が多い
私は会社員時代、多くの人々と関わってきました。
その時は意識してませんでしたが、フリーランスになってから振り返れば分かることがあります。
それは「日本人は仕事のために生きてる人が多い」ということ。
- 自分の価値=仕事
- 自分の人生=仕事
- 自分の時間=仕事
こんな価値観に(無意識に)縛られている人ばかりに思えます。
ひとことで言うと、
「仕事の優先度が高く、人生を仕事に質入れしている人」ですね。
人生を仕事に質入れしている?
たしか、南直哉さんの著書に出てきた表現のような気がします。
(もしかしたら違うかも…汗)
「質入れ」って、自分の持っているものを預けて、お金を借りる(もらう)ことですよね。
仕事のために生きている人は、質屋さんに「自分の人生」を預け入れることで、お金を得ているわけです。
つまり「自分の人生を生きてない」ということ。
会社に全てを丸投げしているということ。
責任を持って人生を生きようとしていないということ。
ちょっと厳しい表現ですが、正直、事実だと思います。
定年後にボケる仕事人間?
定年退職後にボケてしまう高齢者も多いと聞きます。
これは日本人(や韓国人)ならではの症状であるような気がします。
仕事のために生きてきた仕事人間が、急に職場という「人生のよりどころ」を失くしてしまい、自分自身を見失ってしまう訳ですね。
でも…一生懸命働くのは良いことでは?
もちろんです!
一生懸命に働くことは、素晴らしいと思います。
でも目的や意義を見出せているか、が問題です。
「お金を稼ぐために一生懸命働こう」という「自分の考え」があったうえで、仕事に一生懸命になるのはスゴイと思います。
しかし目的や意義を考えることもないままに、毎日つまらないと思いながら働いているのは「自分の時間をドブに捨てている」と思います。
★合わせて参考にしてみてください↓
▶【怖い】ストレスで性格変わる?鬱で急に性格が悪くなる【病気かも】
▶【不安】休みの日に仕事のことを考える/頭から離れない=人生危険
毎日の仕事がつまらないと思っている人は多い
そもそも、「毎日の仕事がつまらない…」と思っている人は多いはずです。
会社勤めをしている友人の話を聞けば、一発で分かります。
- 毎日同じことの繰り返し
- 何のために生きてるんだろう
- 頭がおかしい上司がいる
- 使えない部下がいる
- 残業や休日出勤がつらい
- 給料が上がらないのに責任は重くなる
こんな話は、居酒屋さんで毎日のように語られていることでしょう。
そんなに不満だらけなのに、なぜ働くのか?
そんなに会社や上司に言いたいことがあるのに、なぜ従うのか?
働かないと生きていけないからね…
働かないと生きていけない…?
それは本当でしょうか?もう少しマシな人生にならないのでしょうか?
自分の人生を変えられないことの、言い訳なのかもしれません…。
生きていけないから、働くしかない。
これは世の中の常識でもありますが、ある意味では「洗脳」「植え付け」でもあります。
「今のように働かなくても、十分に生きていける」という事実も、認識しておくべきです。
▶【人生変えよう】仕事がつまらなくて死にそう…頭がおかしくなりそう【体験談】
▶【生死の境】サラリーマンの目が死んでるのはなぜ?暗い&無気力な会社員ばかり
仕事のために生きたくないなら、生きるために仕事をする
この記事の大事な部分です。
仕事のために生きたくないなら、生きるために仕事をするべきです。
- お金を稼ぐために働く
- 生活費を稼ぐために仕事する
このくらい「ドライな考え方」で仕事について考えてみる。
イタリアやスペインなどのヨーロッパの人々は、こういう価値観の人が多いですね。
仕事は仕事。
つまらなくても稼ぐためなら仕方ない。
でも人生を仕事に捧げるなんて、まっぴらごめん。
こういう人が多いです。
休憩もたっぷり。有給も使い切る。定時で帰る。
これができない会社人は「無能」と思われる風習があります。
日本では「やる気がある優秀なヤツ」と思われがちな企業戦士は、ヨーロッパでは「残業しないと仕事が終わらない無能なヤツ」と思われてしまうのです。
フリーターでも生きていける
少し現実的に考えてみると、フリーターでも人間は十分に生きていけます。
- 時給1000円
- 一日5時間
- 週5日
これで月収10万円が稼げます。
1人暮らしなら月10万円あれば、普通に生きていけます。
夫婦2人暮らしでも、月13万円ほどあれば、普通に生きられるでしょう。
子どもがいるとお金はかかるかもしれませんが、今どき、工夫次第で子育ての費用はかなり節約できます。
学生のアルバイトでも月15万円くらい稼いだことがありますから、「生きるための仕事でいいや」と割り切って考えれば、実はそんなに困ることはありません。
▶【マジメ病】人生は適当に生きるべき!仕事フリーターでもいいじゃない
▶【頑張らない】給料安いからやる気が出ない…サボる&投資/副業で辞めない
自分の人生の時間を取り戻す
おちゃらけ社会派ブロガーのちきりんさんの著書のような見出し。
「仕事のために生きたくない」と悩んでいる人は、既に「会社に人生を質入れしてしまってること」に感づいています。
それなら、質屋に相談して自分の人生の時間を返してもらいましょう。
自分で取り戻すしかありません。
▶【事実】フリーランスは人間関係のストレス激減?面倒なことなし
仕事ばかりの人生から抜け出す方法は?
それでは、仕事ばかりの人生から抜け出すには、どんな方法があるでしょうか?
- 仕事を辞める
- 働き方を変える
- 転職する
もう少し詳しく見て見ましょう。
仕事を辞める
一番簡単で分かりやすいのは、仕事を辞めるという選択肢。
「会社を辞めるなんて人生の終わりだ」みたいに考えている人が多すぎるけど、実際に私は、全然終わってませんし。
退職するときには、上司にも、家族にも、友人にも、ほぼ100%全員に反対されました。
でも辞めてみれば分かります。
自分の人生の時間を、自分の自由に使えるって幸せだと。そして今まで仕事に人生を質入れしていたことにガッカリもします。
ほんとうに、仕事を辞めても生きていけますから、現実的に辞職を考えてみてください。
考えるだけでも、意味はありますから。
働き方を変える
よりソフトな方法として、働き方を変えるという選択肢もあります。
- 定時であがれるように働く
- 無駄な残業はしないで帰る
- 休日出勤なんて論外
- 有給を使って趣味の時間を楽しむ
会社には属しているけれど、質入れせずに自分の判断で働くという姿勢です。
お金を稼ぐために仕事しているんだ、という仕事から一歩引いた意識があるとストレスは激減します。
転職する
別の企業に転職するのも1つの方法です。
しかし個人的には、働く環境を変えたところで、働く意識が変わらなければ同じことのような気もします。
福利厚生や労働条件や給与がいくら変わっても、本人の意識が「仕事優先」である限り、結局は仕事のために生きている状態を繰り返すと思います。
【体験談】仕事のために生きてたくないと思ってフリーランスに
少しだけ体験談も挟んでみます。
私は財閥系のホワイト企業に勤めていました。給料も高いし、理不尽な同僚も少ないし、休日もちゃんと取れる。
でも数年間働いているうちに、違和感を感じます。
結局は毎日同じようなことを繰り返しているな…出世したとしてあの上司みたいなポジションになって、何がしたいのか…
もう少し踏み込むと、このままだと死ぬときに「仕事ばかりの人生だったなあと後悔しそう」と思いました。
それで退職。
フリーランスになり、ブログ収入やWEBライター収入で食いつなぎ、現在に至ります。
本当に本当に、会社を辞めてよかったと思ってます。
出口治明「仕事なんてどうでもいいもの」
私が大好きな出口治明さんの名言です。
(日本生命の幹部クラス→左遷→60歳でライフネット生命企業→今はAPUの大学学長)
人生の3分の1は睡眠時間。
労働年齢は40年くらいで、週休2日で、長期休暇もある。
結局、仕事の時間なんて人生トータルで考えれば大した時間ではない。
極論を言ってしまえば「仕事なんてどうでもいい」ということ。
そのような内容が著書に書かれてました。
出口さん自身は前向きにバリバリ働かれているように見えますが、ご自分の趣味の時間も大事にされていて、「大企業病」とは無縁だったと述べています。
理想的な働き方、生き方だと思い、私は尊敬しています。
【まとめ】好きなことを仕事にするのは難しいけど、嫌な仕事だけして生きていくのは超辛い
今回のブログ記事では、「仕事のために生きたくない」「働かないと生きていけない」という考えに対して、思うことを書いてみました。
要点をまとめると、以下の通り。
- 仕事のために生きている人が多い
- 自分の人生を仕事に質入れしている
- ヨーロッパ人は生きるために働く
- つまらない仕事人生から抜け出す方法はある
- 退職か転職か働き方を変えること、が大事
- 人生トータルで考えれば仕事なんてどうでもいい
- 死ぬときに後悔しない生き方ができてるか
いかがだったでしょうか?
割と暑苦しい文章になってしまったかもしれません。
不快な思いをされた方がいたら、ごめんなさい。
でも本音ですし、応援です。
仕事のために生きている人生なんて、まっぴら御免ではないですか?
もしも悩んでいるならば、動きましょう。
なにか変えましょう。
とりあえず考えましょう。
考えなしで会社勤めをするほど、馬鹿らしい時間の使い方はありません。
社会や世間の常識なんて、いいんです。
自分が納得できる生き方をしましょう。
同じく出口治明さんの名言を。
「人生の中で、今が一番若い」
何かご質問やご意見がありましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。