読書、勉強、考え事をすると、すごく身体が疲れますよね。
- 読書の消費カロリーは?
- 読書にはダイエット効果がある?
- 頭使う人は痩せてる人が多い?
- 猛勉強すると痩せる?
このような情報を、ブログ記事にまとめました。
結論から言うと、75分間の読書でおおよそ100キロカロリーを消費できると言われますが、座って本を読んでいるだけだとほとんどダイエット効果はありません…。
頭を使う人は痩せてる人が多い印象もありますが、直接的には勉強&読書と、体重に相関関係はないでしょう。
しかし、「間接的には」読書や勉強をすることで体重を減らす効果がありそうです。
一日一冊ペースで読書してやせ型の筆者が、体験談を交えながら情報をまとめました。
▶読書体力とは?本を読むと疲れる/小説がしんどい…鍛える方法と効果!
読書の消費カロリーは?
75分間の読書で、100キロカロリーを消費すると言われています。
ネット上でいくつか同じ情報が出てきますが、出どころは海外サイトの記事のようです。
運動強度(METs)は1.3程度
エネルギーの消費を考えるときに用いる指標に「METs(メッツ)」というものがあります。
安静時を「1」とした時に、身体活動の強度がどのくらいかを示します。
- 読書:1.3メッツ
- 歩く:3メッツ
- 早歩き:4メッツ
- ジョギング:6メッツ
この指標を用いると、体重50キロの人が一時間読書をすると、68.2キロカロリーを消費する計算になります。
脳を使うとカロリーが消費されるのは事実だが…?
脳を使うと、カロリーが消費されるというのは、感覚的にもよく分かると思います。
脳は、ブドウ糖をエネルギー源としています。
脳だけが一日で消費するカロリーは400キロカロリーにもなります。
- 読書しすぎて疲れた
- 勉強しすぎて疲れた
- 考え事をしすぎて疲れた
こういう状態は、脳がブドウ糖を消費したからだと考えられています。
でも脳は寝てても同じくらい使われている?
しかしながら、実は、脳は寝ている間にも、活動中と同じくらいカロリーを消費しているという話も聞いたことがあります。
(養老孟子先生の本だったかな…)
脳科学者の茂木健一郎先生も「DMN(デフォルトモードネットワーク)」という状態をよく本に書いています。
簡単に言うと、脳は「何もしていない状態でしか活動しない部分がある」ということで、車のアイドリング状態のようなもの。
もしかしたら、読書に集中している時も、何もせずボーっとしている時も、同じくらいカロリーを消費しているかもしれないということですね。
脳のブドウ糖の消費では脂肪燃焼にならない
運動すると、脂肪をエネルギーに変えて燃焼させます。
しかしながら、脳を使うだけでは脂肪の燃焼にはなりません。
あくまでも糖分を消費するだけなのです。
当然ながら、読書は運動ではないってことですね
つまり読書にダイエット効果はない?
ここまでの情報を総括すると、読書は消費カロリーを高めるような運動にはならないということです。
直接的には、読書にダイエット効果はありません。
- 消費カロリーがすごく高まるわけではない
- 脂肪燃焼効果はない
しかし個人的には、「間接的なダイエット効果」があるのではないかと考えています。
★こういう筋トレグッズを使いながら読書すると効果的↓
【体験談】読書したら痩せた!猛勉強で痩せた…その理由
科学的には読書で痩せることはほとんど無さそうです。
しかし、私の経験では読書に集中していた時期や、猛勉強していた時期は、たしかに体重が痩せたのです…。
そのような読書の間接的なダイエット効果の理由とは…
- 頭を使うことで食欲が低くなる
- 読書することで活動的になる
- ダイエットや健康についての本を読むと意識が高まる
- 読書しながら筋トレする
これらの間接的な理由は、無視できないと思います。
詳しく解説します。
頭を使うことで食欲が低くなる
読書や勉強をしていると、脳に多くの血液が流れ込みます。
脳内の血液が増えると、摂食中枢神経の働きが鈍るらしいです。
つまり、頭を使うことに集中していると、空腹感を感じにくくなるということなのです。
実際に、私も面白い本を読んでいる時などは5時間くらいぶっ通しで読んでしまいますが、あまりお腹が減りません。
食べてみると量は食べられるので、空腹には違いないのですが、普段よりも食欲がわいていなかったということなのでしょう。
読書することで活動的になる
本のジャンルにもよりますが、読書をすると活動的になることがありますよね。
- 自己啓発本
- ビジネス本
- 感動するような小説
- 活動的な人が書いたエッセイ
などなど。
本の内容に触発されたり、無意識的に著者のエネルギーを感じたりして、自分も何か行動したくなることがあります。
結果的に、消費カロリーが通常時よりも増える。
これは漫画でも同じかもしれません。
私も、スラムダンクを読めば、バスケットがしたくなるし。
ダイエットや健康についての本を読むと意識が高まる
読書や勉強でも、たとえば「ダイエット」「健康」についての内容を学ぶと、自然にダイエット意識が高まります。
これを極論すれば、
「ダイエット本を読むだけでダイエットになる」とも言えそうです。
(怪しい響き…)
もちろん最終的には本人の努力次第なのですが、読書で新しい知識を得ることで、「やってみよう」「頑張ろうという」気持ちになるのも事実。
ちなみに私はがん治療についての以下の本を読んでから、ずいぶんと健康やダイエットについて意識的になりました。
茂木さんの本は、読書が苦手な人でもカンタンに読めるので、色々な人におすすめしています!
読書しながら筋トレする
これは私だけかもしれませんが、読書しながら筋トレってすごくおすすめ。
- かかと上げ
- 太もも上げ
- 腹筋
などなど。
詳しくは別記事に書きましたが、結構おすすめですよ。
▶【運動不足に】読書しながら筋トレ?脚痩せ・腹筋のダイエット&集中力UPにおすすめ
【まとめ】読書の消費カロリーは少ない…ダイエット効果はないが!
今回のブログ記事では、読書や勉強における「消費カロリー」や「ダイエット効果」について考察してきました。
要点をまとめると、以下の通り。
- 読書75分で100キロカロリーの消費になる
- 読書しなくても脳はカロリー消費してる
- 読書に直接的なダイエット効果はない
- でも食欲が抑えられる
- 健康やダイエットについての本を読めば間接効果
いかがだったでしょうか?
個人的には、読書しながら筋トレをしていますし、集中していると食欲が抑えられるので、結構痩せましたね。
(本を読まなかった会社員時代より5キロは痩せた…もちろん読書以外の要因が大きいと思いますが)
特におすすめなのは「ダイエットや健康」に関する本を読むこと。
そのような読書をすることで、運動や食事に対して意識的になり、自然と健康的な生活に変化していくのではないかと思います。
みなさんも読書を楽しみましょう^^