富士山の日帰り登山はマジきつい…2回登頂した私が難易度や体力について解説

2025年を振り返ったとき、最も印象的なできごとは「30代女子ひとりで、日帰り富士登頂できたこと」です。

• 富士山って日帰り登山できるの？
• 日帰りで登るのって初心者にはキツイ？
• どのくらいの難易度？必要な体力の目安は？

↑このような疑問にお答えします！

 

結論からいうと、
体力や気力に人並み以上に自信がある人、ハードな運動習慣がある人以外は、日帰りで富士山に登らないでください。

 

初心者には無理ですし、危険です。

では、どんな人なら日帰りで登頂できるのか、体力的にどのくらいきついのか…具体的に見ていきましょう☆彡

富士山は日帰り登山できる！公式HPがスケジュール例を出してます

そもそも、

日本一の高さを誇る富士山を日帰り登山することは、可能です。

 

富士登山オフィシャルサイトにも、以下のように『日帰り登山モデルルート』の記載があります👇

 

また、

富士宮ルートの標高と所要時間の目安は以下の通り👇

 

朝の7時半に登山を開始したら、降りてくるのは18時というスケジュールですね！（※途中休憩含む）

 

【体験談】女性ひとりで富士宮ルートを日帰り登山してきた結果⇒体力限界＆めっちゃキツイ…

詳しくは『ひとり旅30日目』という記事で紹介してるので、ここでは概要と結果だけお伝えします。

 

朝は4時すぎに起床。

マイカーで水ケ塚公園駐車場という場所まで行き、車を停めて、バスに乗って5合目まで行きます。

 

7時12分：五合目から登り始める

 

 

12時30分：富士山山頂に到着

 

 

16時過ぎ：五合目に下山完了

 

要するに、

登り始めてから5時間ちょっとで山頂に到着。

休憩をしながら3時間ちょっとで下山できました。

 

結果としては、だいぶ速い方かなと思います！！

 

ただ、体力的には限界でした…＞＜

特に登りの8合目～9合目あたりは足がガタガタするし、頭が少し痛くて、登山道の脇で座り込んでしまいました。

 

いや、

正確にいうとリュックを枕にして横になりました。。

休みながらなんとか気合いで頑張りましたが、体力的にはギリギリの戦いだったなと思います。。

 

 

【初心者の人へ】富士日帰り登山に必要な体力の目安や難易度を伝えます

とはいえ、

30代バスケ女子が「きつかった…」と言ってるだけではイメージしにくいと思います。

 

以下４つのステップに沿って、ちょっと想像してみてください。

 

ステップ①あなたは朝から8時間、歩き続けることができますか？

途中で休憩を挟んでもいいですが…あなたは1日8時間、ウォーキングできますか？？

 

まずはこれが超基本です。

とにもかくにも、日帰り登山するには8時間ほど歩き続けられる体力は最低必要条件となります。

 

なお、終バスの時間を考えると、朝の7時～8時に登り始めるのは必須です。朝に弱い人もキツイかも…？？

 

この時点で「無理そう…」と思った人は、富士山の日帰り登山は諦め、宿泊するプランで安全に挑みましょう(^^♪

 

なお、東京駅から横浜まで歩くと、7時間半くらい↓↓

 

ステップ②あなたは7キロのリュックを背負いながら8時間歩けますか？

8時間くらいなら歩き続けられるかな…と思ったあなたへ、次は5キロ～7キロ程度の重りをプレゼントです(^^)/

 

重いリュックを背負った状態で、1日8時間歩き続けるのです。。

想像するだけでキツイですね。。

 

というのも、富士日帰り登山をするなら、水分、おやつ、着替えなどの装備を背負う必要があります。

 

売店で水分を買えばすこし軽くできるのですが…ケチな私はペットボトルに500円とか払う気になれず、フル装備で頑張ってしまいました↓↓

 

 

ステップ③当然ながらアップダウンの激しい急こう配の岩道ですし、風があります

上記の①、②をクリアできたとして…

当然ながら、富士山の登山道は岩がゴツゴツした急こう配です。

 

5時間ほど、ずっと「上りにくい階段を上り続ける」わけです。

 

なお、ウォーキングシューズでは足の裏を痛めます。

絶対に、ちゃんとした登山靴が必要です。重いです。

 

しかも、風があります。

暴風という感じではないのですが、常にヒューヒュー風が吹いています。これが地味に体力を削ってくるのです…。

 

ちょっとしたハイキングとかで疲れてませんか？？

5時間登り続け、3時間下り続けるの、大丈夫そうですかね…？？

 

 

ステップ④高度3000メートルは酸素が薄いです

上記の①、②、③をクリアできる体力の持ち主だとして、最終関門は標高です。

 

酸素が薄いために疲れやすいだけでなく、高山病のリスクもあるんですよね…。

それが精神的にも消耗します…。

 

『もしここで具合悪くなったら大変だ…。タクシーなんて無い。すぐ帰れないんだぞ…。』という恐怖心。。

 

以上の4ステップを想像しても「体力的には行けるはず！」「体調管理やメンタル管理も慣れてる！」と思える人は、きっと大丈夫です♪笑

【まとめ】富士山の日帰り登山はきついです。体力に自信ない人は宿泊しよう

今回のブログ記事では、富士山の日帰り登頂を２回成し遂げたことがある筆者が、その体力的なキツさを紹介してみました。

 

あえておどかすようなことを書きましたが、

普段から運動の習慣がある人や、マラソンに挑戦したことがある人などは、大丈夫だと思います☆彡

 

（あるいは20代のノリと勢いと底力がある場合…笑）

 

ちなみに、フルマラソンと富士山日帰り登山のどっちがきつい？…という質問に対しては、

『高山病を除けば、マラソンの方がキツイ』という人もいれば、『消費カロリーは富士登山の方が高いし非日常すぎて大変』という人もいました。

 

登山初心者の人はひとまず、「5キロのリュックを背負って、登山靴を履いて、東京駅から横浜まで歩く」ことを想像してみてください…！！

 

「うう…日帰りはきつそうだな…」と思った人も、山小屋に1泊するプランなら富士山はきっと楽しめます♪

 

幼稚園くらいの子どもから、70代のおじいちゃんおばあちゃんまで、老若男女問わず多くの人がツアーに参加してましたよ！

 

 

ちなみに・・・自分の力で富士登頂を成し遂げると、ほんと、人生観が変わります。

「私は、できるのだ。」という気持ちになれます。

ドライブをしてて不意に富士山が見えると「ああ、私はあそこのテッペンに登ったのだ！」という充実した気持ちになれます。

 

とても素敵な思い出になりますので、興味がある人はコンディションを整えながら、ぜひチャレンジしてみて欲しいです💪💪

 

★合わせてご覧ください↓↓

 

こちらは【クリエイティブアドベントカレンダー2025】参加記事です。

▶https://adventar.org/calendars/11376

ひかりん、企画ありがとうございました♪