飛べない鳥・カグーとはどんな鳥だかご存知でしょうか?
- 飛べない鳥・カグーとは?
- ニューカレドニアの国鳥は絶滅危惧種?
- カグーにはニューカレドニアのどこで会える?
- カグーは日本にもいる?
といった疑問をお持ちの方に向けて、ブログ記事に情報をまとめました。
ニューカレドニア旅行へ行くまでは飛べない鳥「カグー」という鳥は知りませんでした。
しかし、一度見るとその美しさと、愛らしい生態に虜になります!
ニューカレドニアの国鳥・カグーは絶滅危惧種に指定されておりますが、保護が進み、少しずつ個体数が増えています!
日本では横浜の野毛山動物園でカグーを飼育中!
このブログ記事では、愛すべき飛べない鳥「カグー」について情報を徹底紹介です。
カグーとは?ニューカレドニア固有種の飛べない鳥
カグーとは、フランス領ニューカレドニアにしかいない固有種で、国鳥に指定されています。
幸福を呼ぶ鳥・夫婦愛の神・恋愛の神などと呼ばれ、
人々に愛されています。
カグー科カグー属に属しているのは、カグーのみで、貴重で珍しい鳥です!
そして何度も申し上げているとーり、カグーは飛べない鳥です。
※参考:ニュージーランドの飛べない鳥キーウィ↓↓
【ニュージーランド】国鳥キーウィは飛べない鳥の代表種【絶滅危惧種キウィを動物園で】
もともと、ニューカレドニアには天敵が少なかったため、このように進化したのですが、
18世紀にキャプテンクックによってニューカレドニア大陸が発見され、ヨーロッパ人がたくさん来訪します。
その時に入ってきた犬や豚によって、カグーの数がどんどん減ってしまいました。
ついに絶滅危惧種に指定されたのですが、
1980年ごろから保護の動きが活発になり、今では数が増えています!!
なんと、日本の横浜にある野毛山動物園でも飼育され、繁殖にも成功しているようです^^
素晴らしい!!
飛べない鳥とは?
飛べない鳥って、珍しいですよね。
世界的にみると、
- ペンギン
- ダチョウ
- エミュー
- キーウィ
- カグー
などが有名どころです。
私は真っ先にニューカレドニアの国鳥「カグー」が出てきます^^
進化の過程で飛ぶ能力を失ってしまった鳥類。
その代わり足が速いエミューなどもいますが、飛ばなくても絶滅せずに存続できた個体。
だから南太平洋の固有種に多いし、人間の手が入ると絶滅危惧種になってしまうわけですね。
野生のカグーと動物園のカグー@ニューカレドニア
ニューカレドニアの国鳥・カグーはどこで見れるでしょうか?
- ラ・リビエールブルー州立公園
- ヌメア動植物園
の2か所がおすすめです。
私はどちらも行ってきましたが、気軽に確実にカグーに会えるのは、動物園!
ヌメア市内からバスで数十分。
楽しい観光地でした↓↓
▶ニューカレドニアの動物園【国鳥カグーとカラス】植物固有種が2000種も!
これらは、野生のカグーの写真です。
ニューカレドニア旅行の際、ラ・リビエール・ブルー州立公園で運よく遭遇できました!!
青みがかった灰色の身体と、オレンジ色のくちばしが可愛らしく、どこか神々しさを感じさせます。
地中にくちばしを突っ込んで、ミミズなんかを食べるようです!
動物園のカグーはおっとりしていました。
全然動きません。。。
国鳥カグーは、ニューカレドニアのマスコット的存在です!
お土産屋さんでは必ずカグーグッズが置いてあります。
日本で言うと富士山のような存在。
私がニューカレドニアで最もおすすめするレストランの名前にも入っています^^
▶ニューカレドニアの伝統家庭料理は必食!ヌメアのレストラン『ラシェット・ドゥ・カグー』
ニューカレドニアの国鳥カグーの夫婦愛!一夫一婦制
ニューカレドニアの国鳥に指定されている「カグー」は夫婦愛が強くて、仲良し。
一夫一婦制で、一度永遠の愛情を誓って夫婦になると、死別するまでずっと一緒にいます。
卵は一年に一度しか産まないのですが、その卵を大事に大事に夫婦で協力して育てるのも特徴。
午前中は主人が卵を温め、奥さんがエサを探しに行きます。
午後は交代し、主人がエサを探し、奥さんが卵を温めるといった子育て方法。
そしてそれは卵から雛が生まれてからも、続くそうです!!
人間夫婦も見習うべき、夫婦愛と子供への愛情と男女平等の心ではないでしょうか^^?
素敵です。
カグーの威嚇姿!意外性のある動画を紹介!
可愛らしく、神々しいカグーですが、威嚇するときや求愛するときは、トサカを逆立てます!!
何とも意外な見た目!
さらに翼を広げて、相手に恐れず向かっていくそうです!
海外の番組でカグーに鏡を見せながら、スタッフが近づいていったところ、
人間を恐れずにトサカを逆立て、羽を広げた威嚇姿勢で走りながら向かってきたようです!
カグー、こんな強気な一面も可愛らしい。
飛べない鳥・カグーは日本の野毛山動物園でも見れる!
飛べない鳥・カグーは、ニューカレドニアだけでなく、日本の動物園でも見ることができるのです。
それは横浜の野毛山動物園。
カグーが飼育されており、なんと繁殖にも成功!
素晴らしいですね^^
野毛山動物園の人気者です!
ニューカレドニアの国鳥カグーとは?絶滅危惧種の飛べない鳥
今回のブログ記事では、ニューカレドニア固有種で絶滅危惧種に指定されている「カグー」について情報をまとめて紹介しました。
「幸福を呼ぶ鳥」とか「恋愛の神」とも呼ばれ、
人々に愛されている飛べない鳥です。
その美しい見た目と、面白い生態を、もっと多くの人に知ってもらいたいです!
「飛べない鳥、カグー」とか「飛べない仲良し夫婦、カグー」とか「男女平等の子育てをカグーに学ぶ」とか、そんな特集をテレビで放送したら、ウケると思います。
テレビ関係に勤める読者様が、いつか叶えてくれることを期待しています^^
それにしても保護活動によってカグーの数が復活したことは素晴らしいですね!
州立公園では、最初は60頭のカグーが放たれましたが、今では野生のカグーが700頭もいるということで、素晴らしい成果。
日本の野毛山動物園がその一助になっていることも日本人として嬉しいです。
いつか横浜のカグーにも会いに行ってみようと思います!!
ニューカレドニアのお土産には、カグーグッズが定番です!!